汚職撲滅委員会(KPK)のアリ広報担当官は8月2日、2020年初頭から2021年7月31日までの間に同組織内で新型コロナウイルスに感染した職員は436人で、うち副執行官など幹部職員における感染者数は141人であったと公表した。また、これまでに10人の職員が死亡したと述べた。
アリ氏は「民の安寧が至高の法であらねばならない」というキケロの格言を例に挙げ、KPKは生命の安全を最優先しつつ、汚職や腐敗の根絶を目標とする同組織の任務は、引き続き限られた職員で遂行していると述べた。さらに、7月末の時点で44人の職員が新型コロナウイルスに感染しており、うち4人は入院中であることを明らかにした。