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ラグナン動物園のスマトラトラ コロナ感染から回復へ

新型コロナウイルスに感染していることが7月中旬に明らかとなった南ジャカルタのラグナン動物園の2頭のスマトラトラについて、ジャカルタ特別州政府は1日、2頭が回復に向かっていると公表した。

当局は2頭がどのようにして感染したのかを調べている。発表によると、9歳のTinoと12歳のHariの2頭のスマトラトラは、風邪のような症状を示し息苦しい様子で食欲を失ったことから、検査をしたところ新型コロナウイルスへの感染が明らかとなった。

10日から12日間の治療の結果、2頭はいずれも回復の兆しを見せている。関係者によると、2頭は食欲が回復し、動きも活発になっているとのこと。

また、2頭が感染した時期には行動制限により同動物園は営業を行っておらず、飼育係などの動物園の職員の中には感染者がいなかったことから、どのような経路で感染したのかを調べているという。