インドネシアの3大携帯大手の一つであるインドサット社は、第4世代移動通信システム(4G)及び第5世代移動通信システム(5G)の発展に力を入れるため、第3世代移動通信システム(3G)サービスを今後は徐々に停止する予定であることを改めて公表した。3Gで使用してきた周波数帯を4Gに振り替えることで、国内における高速通信サービスへの需要の高まりに応えるのが狙い。
今年上半期において、3G基地局は3万5千局と22%減少したのに対して、4G基地局は3割増しとなる6万9千局にまで増加した。
同期間中に4Gサービスの通信契約数は4千万件と29.5%の伸びとなり、データ通信による収益は18.9%増加し11兆ルピアとなった。
一方で、同社は国内の通信インフラがまだ整っていない地域を対象に2G基地局の設置も行っており、今年上半期には2
千局を増設し2万9千局の2G基地局も運営している。