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シナブン山が再び噴火

北スマトラ州カロ県の活火山シナブン山(標高2460メートル)が7月28日に再び噴火し、上空まで大きな噴煙が立ち昇った。地元当局によると、噴火は12分間継続し、噴煙が4千5百メートル上空にまで達したという。

周辺の村に噴石などが落下する被害は特に報告されず、上空の飛行機の航行にも影響が出なかったことから、当局による避難指示は出されていない。しかしながら、当局は周辺の住民に対して、火口から半径5キロメートル以内には立ち入らないよう指示している。

シナブン山は長期間に亘って休眠していたが、2010年に突如噴火し、このときには2人が死亡した。次に噴火したのは2013年で、それ以後活発な活動が繰り返されている。2014年には噴火で16人が死亡、2016年にも7人が死亡している。