三菱地所株式会社は、インドネシアでの竣工第1号案件としてジャカルタ中心部で開発を進めていた建物の名称を「Trinity Tower」と決定し、7月より稼働を開始したと発表した。開発事業は、2016 年よりインドネシア企業2社と清水建設株式会社と共同で行われた。
「Trinity Tower」は、オフィスを主体として多目的ホールや商業施設などを備えた、地上 50 階建、総延床面積約 14 万平行メートル超の超高層ビルで、総事業費は約 270 億円超。アンカーテナントとして株式会社三菱UFJ銀行ジャカルタ支店の入居が決定しているほか、三菱地所のインドネシア現地法人も移転を予定している。
また近接するホテル「JS Luwansa Hotel」所有会社の株式を 2019 年に一部取得し、リノベーションにも着手。「Trinity Tower」とのシナジー効果を見込んでいる。