保健省はPCR検査の検査料金の値下げ改定を発表した。ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領の指示によるもので、17日から適用開始となった。
1回あたりの費用は、ジャワ島及びバリ島で49万5000ルピア、それ以外の地域では52万5000ルピアを上限とする。従来価格より最大で45%値下げされた。保健省のシティ広報官によると、自費検査の金銭的負担を軽減し、検査数を増やすことが目的だという。
これまでは検査料金の高さが課題となっていたが、他のASEAN諸国(東南アジア諸国連合)と比較した場合、本改定によりベトナムに次いで2番目に低い価格となった。ベトナムの検査費用は、92万ドン(46万ルピア相当)となっている。
また検査結果の通知に関しても、ジャカルタやバンドンなど一部の地域においては、検体採取から16時間以内に行うなど迅速化を図る。