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電子道路課金制度の試行が延期に

ジャカルタ特別州の渋滞緩和の切り札として本格導入が期待されている電子道路課金制度(ERP)について、ジャカルタ特別州運輸局は事前審査に合格し入札に応札している3社のERP関連企業のそれぞれのシステムについて、実現可能性を調べるための20日間の実証実験(PoC)を行うことを決めた。
この試験は当初14日から開始する予定だったが、直前になって延期することを決めた。予定ではオートバイ、乗用車、バス、トラックなど合計205台の車両に車載器(OBU)を搭載し実証実験を行うことになっていた。
実証実験を延期する詳細な理由は明らかにしていないものの、ジャカルタ州運輸局のシギット氏は3社のうちの1社が行った技術的評価に基づくものとの説明を行っている。また同氏は、今後実証実験で特に問題が確認されなかった場合、ERPは年内にも稼働できるとの見通しを述べている。