国際カードブランド運営会社のJCBは3日、インドネシア子会社JCBインターナショナル・インドネシアが、大手商業銀行のバンクCIMBニアガと、JCBタッチ決済対応カードの発行を開始したと発表した。JCBがインドネシアで提携する銀行とタッチ決済対応カードを発行するのは今回が初めて。
JCBのタッチ決済は、カードやカードを登録したスマートフォンなどを店舗の端末にかざすだけで決済ができるJCBブランドの非接触決済サービス。世界中のJCBのタッチ決済対応加盟店で利用可能で、国内には10万店以上ある。
JCBインターナショナル・インドネシアの高橋巧社長は「JCBのタッチ決済は、高い安全性を確保し、スピーディーな支払いを実現させる。同国でペイメント分野のデジタル化が進む中で、新しい技術やサービスを通じて、お客様に積極的に選ばれるペイメントブランドとして、魅力的なサービスの提供を行っていきたい」と語った。