米ジョンソン・エンド・ジョンソン社製の新型コロナウイルスワクチンが11日、初めてインドネシアに到着した。
オランダとの二国間スキームを通して、スカルノ・ハッタ国際空港に50万回分のワクチンが届いた。オランダからの援助はこれで3度目となる。以前は英アストラゼネカ製ワクチンの援助を受けていた。
ジョンソン・エンド・ジョンソン製ワクチンは、9月7日に食品医薬品監督庁(BPOM)からの緊急使用許可を取得済み。18歳以上への投与が可能で、1回の接種で完了する。保健省によると、工業団地などの集積地域へまずは配布される予定。
また同日、中国シノバック製ワクチンが200万回分届いており、これで累計2億3200万を超えるワクチンおよびその原液が到着したことになった。ダンテ保健副大臣は、ワクチンが追加されたことで接種が加速でき、今月は1日あたり200万回まで到達できるだろうと見解を述べた。