ルフット海事・投資調整相は、バリ州など一部の地域で、10月にも外国人観光客の受け入れを再開する方針であることを明らかにした。まずは日本、韓国、シンガポール、ニュージーランドからの受け入れを検討している。
全国の新型コロナウイルスの感染者数は、7月中旬のピーク時より94.5%減少。国立病院の病床使用率は15%を下回り、陽性率は5%未満に抑えられている。同調整相は、このような傾向が続けば、バリ島は10月にも外国人観光客の受け入れを再開できると述べた。
国境再開に関しては、1回目のワクチン接種率が全国で7割を達成したら徐々に開始すると、前週にブディ保健相が述べていた。バリ州のワクチン接種率は、1回目接種が95.5%、2回目接種は66.3%に達している。
州内では現在、ホテル503軒、レストラン648軒、観光地23ヵ所、モール14ヵ所で、入場時に「プドゥリリンドゥンギ」の使用が義務付けられている。