ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は20日、肺がんで闘病中の元バトミントン選手ヴェラワティ・ファジリンさんへ医療費として1億ルピアの支援金を贈った。
ヘル・ブディ・ハルトノ秘書室長が西ジャカルタ市内の病院へ見舞い、「回復を祈っています」との大統領からの伝言を添えた。さらに青少年スポーツ担当相が医療費の不足分を補填し、保健相がヴェラワティさんの国民皆保険(BPJS)を全額負担する。
ヴェラワティさんは多くの記録を樹立した1980年代のレジェンドと称され、2018年8月にインドネシアで開催されたアジア・オリンピック大会では聖火リレーの走者を務め、イスタナ(大統領宮殿)でジョコウィ大統領に聖火の受け渡しをした。