パプア州で2日から開催されている国民体育大会(PON)で、出場選手や大会関係者から新型コロナウィルスの感染者が57人確認された。パプア州新型コロナウィルス対策本部が8日、発表した。
感染が確認された地域はミミカ県、ジャヤプラ県、ジャヤプラ市、メラウケ市で、競技種目はバスケットボールや柔道、サッカーなど。5日時点の感染者数は29人で、数日で増加した。病院や施設に隔離された選手らの大半が軽症、または無症状で、濃厚接触者と判定された人はすべて検査で陰性と診断され、大会は予定通り継続された。
PON運営委員会は今後、大会期間中の新型コロナウィルス感染拡大防止対策について改めて協議の場を設ける。