三菱商事のインドネシア不動産開発子会社ダイヤモンド・デベロップメント・インドネシア(DDI)と、地場不動産開発Vasantaグループ傘下のパクアン社が共同で開発を手掛ける一戸建て高級住宅地「ザ・グローブ」の着工式が、7日に行われた。
「ザ・グローブ」はジャカルタ南部の大規模開発エリア「シラ・アット・サワンガン」内に位置する。開放的で緑豊かな住環境と、革新的デザインの2タイプの一戸建て住宅を提供する。販売価格は13~34億ルピア。今年6月に販売が開始され、活動制限期間中にもかかわらず、3ヵ月で第1期販売分の201戸全てが完売した。引き渡しは、当初の計画から9カ月前倒しし、2022年12月より行われる予定。
着工式にはパクアンやDDIの取締役ら関係者が参加した。パクアンのデニー最高マーケティング責任者は「三菱商事とともに、サワンガンとその周辺の地域社会にさらに貢献していきたい」と述べた。