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化学薬品輸送タンクローリーが高速道路で衝突事故

バンテン州セラン市のタンゲラン・メラック間の高速道路で17日午後9時50分頃、化学薬品を輸送するタンクローリーが、バスと乗用車を巻き込む追突事故を起こした。この事故でバスに乗っていた男性の乗客(66)が死亡し、28人が重軽傷を負った。

警察によると、メラック方面へ向かっていたタンクローリーの前方右側のタイヤがパンクして中央分離帯を越え、反対車線を走るバスと衝突。その後、後続の普通車とも接触した。タンクローリーは横転して白い煙が噴き出し、タンクの化学薬品が漏れていたことから、バンテン州警察機動部隊の生物・化学・放射線特殊班が出動して除染作業を行った。この化学薬品の漏れによる中毒症状の被害は報告されていない。

タンクローリーは石油会社スルフィンド・アディウサハ社が所有しており、警察は運転手から事情を聴き、事故の詳しい原因を調べている。