保健省が発表しているデータによると、10月25日までの州別の新型コロナウイルスワクチン接種状況をみると、ジャカルタ特別州が最も接種率が高く、1回目接種率は131%、2回目接種率は101%に達した。次いでバリ州では1回目接種率100%、2回目接種率85%となり、またジョクジャカルタ特別州、リアウ州、バンカ・ブリトゥン州の接種率も比較的高くなっている。
一方で、接種率が低いパプア州やアチェ州、マルク州、西スマトラ州、南マルク州では1回目接種率が30%前後、2回目接種率が15%前後となっている。
全国平均では、目標接種人数2億826万5720人に対し、29日時点で1回目接種率が56.7%(1億1823万9987人)、2回目接種率が34.8%(7249万4303人)に達した。
医療従事者向けのブースター接種はすでに約112万人に完了しており、対象人数の76%にあたる。