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雇用創出法に違憲判決 2年以内の改正指示

(c) Kompas

インドネシアの憲法裁判所が、雇用創出法「2020年第11号」(通称、オムニバス法)を違憲とする判決を下した。当面は有効となるものの、裁判官は政府と国会が同法を改正する期間を2年と定め、2年以内に改正を行わなければ同法は無効となるとした。また改正プロセス中には関連する新しい政府規定の交付も禁じられる。

雇用創出法は78の法律を改正した一括法であるが、法律作成法「2011年第12号」には一括法の作成について記載されていない。憲法裁判所は雇用創出法が法律作成の原則を満たすよう求めている。

この判決を受けインドネシア労働組合総連合(KSPI)は、11月24日に決定した2022年の州最低賃金を取り消すよう訴えている。