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インドネシア初の空飛ぶクルマ バリでのデモ飛行に成功

新たな輸送手段として空飛ぶクルマ(eVTOL、電動垂直離着陸機)が世界で注目されている。BBCによると、空飛ぶクルマの世界市場価値は2028年には56億米ドルに達し、その後さらに拡大すると予想されている。また、2040年までに全世界で43万台の空飛ぶクルマが稼働するとの予想も報告されている。

そのような中、11月にインドネシアで初めて空飛ぶクルマのデモ飛行がバリ州クルンクンで行われた。使用した機体は中国の億航智能(イーハン)が開発した「Ehang 216」で、インドネシアのPrestisius Aviasi Indonesia社が保有している。

「Ehang 216」は2人乗りで、機体の大きさは幅5.6メートル、高さ1.7メートル。重量が220キロの状態であれば、時速130キロで30キロの距離を飛行することができる。4Gと5Gのインターネット通信を利用し、地上パイロットが遠隔で機体を操縦する。これまでに世界8ヵ国、40都市以上で同タイプのデモ飛行が行われている。

Prestisius Aviasi Indonesia社は、11月26日に今回のデモ飛行の成功を発表した。同社のルディ・サリム会長は、空飛ぶクルマがデジタル技術を活用したスマートシティの実現を可能にし、手頃な価格での効率的なモビリティソリューションとなることを願っているとコメントした。またインドネシア自動車協会(IMI)のバンバン・スサトヨ会長は、空飛ぶクルマは近い将来、ミレニアル世代の生活スタイルを変えることになるだろうと期待を述べた。

現在同社は、空飛ぶクルマの商業利用に向け運輸省からの許可を待っているところ。商業化が実現すれば、快適で効率的な移動手段となるのみならず、観光や救命救急、物流サービスなどに幅広く役立てられるだろう。

 

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