11月30日、国会第八委員会の作業部会に出席したヤクト・チョリル・クオマス宗教大臣が「オミクロン株は、私の知る限りでは新型コロナウイルスの孫のようなもの、憂慮すべきではあるが、過剰反応する必要はない」と述べた。
同相が保健省から得た情報によると、オミクロン株は他のそれぞれの変異株から危険な性質を引き継ぎ、ひとつにまとまったようなもの。一方で、オミクロン株が感染力の強さや免疫回避の性質を持つことについては徐々に明らかになってきているが、感染した場合の重症度合いについてはまだ明らかになっておらず、軽症で済む可能性もあるため、必要以上に恐れる必要はないとの見解を示した。
また、アフリカでの感染拡大の背景にはワクチン接種率の低さ(3.5%と言及)が関係しているとの考えを示し、引き続き保健プロトコルの順守、祈り、節制を心掛けるよう呼びかけた。