国営ガルーダ・インドネシア航空はこのほど、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の懸念が広がる中、シンガポールとの間で「ワクチントラベルレーン(VTL)」を開始したと明らかにした。
インドネシアとシンガポール間で開始したこのVTLの取り組みでは、ワクチン接種済みの利用者に関しては、シンガポールまたはインドネシア到着後に現地での隔離が不要となる。ガルーダ・インドネシア航空は11月29日から、ジャカルタ・シンガポール間で、VTLに対応する便を週6便運航する。機材はエアバスA330―300型機を使用する。
オミクロン株は新規に発見された変異株で、世界で感染者が増えており、懸念が広がっている。