2019年4月の大統領選は、現職のジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領とプラボウォ・スビアント氏(グリンドラ党首)の2度目の一騎打ちとなるが、現在のところジョコウィ大統領とマルフ・アミン氏(イスラム聖職者で政治家)のペアがやや優勢とみられる。
メディアンという調査機関が11月4~16日にかけてランダムに抽出された1200人の有権者を対象に行った世論調査(エラー3%前後・正確性95%)によると、ジョコウィ大統領ペアを支持すると回答した者が47.7%、プラボウォ氏ペアを支持すると回答した者が35.5%、16.8%が未定との結果だった。
ジョコウィ大統領ペアが12.2%上回る結果となり、多くの国民が現職大統領に満足し支持していることが分かったが、まだ過半数を下回っていることから、同ペアにとっては現在の政策に加え、国民の心を動かす選挙運動の展開が今後の課題となる。
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