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ルフット調整相 年末年始のPPKMレベル3引き上げ策の却下を表明

(c) Tempo

新型コロナウイルスの変異株オミクロンが世界各地で検出され、水際対策を強化する国が相次いでいる。インドネシアでは海外からの全入国者に対して隔離期間を10日に延長することを決定した。このほか、年末年始にはクリスマスや新年のイベントに関連して人出が増加し、長期休暇で遠出する人も増えるとの予測から、社会活動制限(PPKM)をレベル3にする案が政府内で協議されていた。しかしルフット・ビンサル・パンジャイタン海事・投資担当調整大臣は7日、レベル引き上げ策の却下を正式に表明した。

理由として、インドネシア国内の感染状況が劇的に改善していること、そしてジャワ島およびバリ島でのワクチン1回接種率が76%、2回接種率が56%に達したことを挙げた。年末年始の感染防止対策としては、主要有料道路および都市部の幹線道路に奇数偶数制度を設けることが発表されている。