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絶滅危惧種 スマトラゾウの赤ちゃん誕生

(c) GoodNewsforIndonesia

リアウ州プララワン県のテッソニロ国立公園で12月2日午前2時頃、スマトラゾウの赤ちゃんが生まれた。環境・林業省が公式インスタングラムで明らかにした。

スマトラゾウの赤ちゃんは、体長102センチ、体重84キロ。食欲もあり、健康だという。名前はまだついていない。テッソニロ国立公園ではここ5年間で4頭のスマトラゾウの赤ちゃんが生まれ、現在は10頭のスマトラゾウが飼育されている。

約100万年前のインドネシアでは、アジアゾウ6亜種が生存していたとみられているが、現在はスマトラゾウとボルネオゾウの2亜種のみとなり、どちらも絶滅危惧種に指定されている。

テッソニロ国立公園のヘル・サトマントロ管理官はスマトラゾウの赤ちゃん誕生に関して「スマトラゾウの個体数を増やす取り組みを支援するうえで非常に生産的であり、重要な生息地となっている」とコメントした。