バリ州バドゥン県のクタビーチをはじめとする12カ所の海岸で、12月初旬から2週間ほどで合わせて1200トンの海洋ごみが漂着したことがわかった。同県の生活環境・衛生局有毒有害廃棄物管理部門が13日に明らかにした。
当局は、清掃作業をしてごみを分別回収し、プラスチックごみを粉砕してリサイクルしたり、河口に網を張ってごみが海へ流入するのを防ぐ取り組みを行っている。バドゥン県の沿岸では毎年、年末年始に多くの海洋ゴミが漂着しており、スアンタラ局長は「ごみの大部分はバリ州以外からのもので、我々は海洋ゴミの被害者だ。
インドネシアの国内外を問わず、もっと多くの人たちにごみの不法投棄ついて考えてほしい」とコメントした。同沿岸の海上では、今も多くの海洋ゴミが漂流しているという。