三菱商事株式会社は12月10日、株式会社マクニカとの共同企業体にて、ジャカルタ郊外のBSD Cityにおいて自動運転実証実験を行うと発表した。
BSD Cityは不動産デベロッパー大手Sinar Mas Land(SML)の子会社が、1980年代から順次開発を進めてきた6000ヘクタールの都市。同社とSMLは、BSD City全体の都市価値向上を目指す基本合意書を締結の上、2020年3月より都市サービス導入に向けた協業を開始した。
同実証実験は、地域住民等のニーズや今後の大規模モビリティサービスの事業展開可能性等の検証を目的としている。BSD Cityの中心地にて、自動運転の電気自動車を周回させ、地域住民等に実際に乗車してもらう形で1年間の実証実験を実施する。
なお、同実証実験は同独立行政法人国際協力機構の2020年度SDGs普及・実証・ビジネス化事業支援を活用する。