兼松株式会社と子会社の株式会社データ・テックは12月20日、インドネシア国営石油大手プルタミナ・パトリア・ニアガ(プルタミナ)と共同で、同社運送トラックの燃費改善による脱炭素化と物流効率改善への支援実証を開始したと発表した。
プルタミナが持つLPGスキッドタンク車両に、データ・テック製のインドネシア版セイフティレコーダ(ISR)を装着することで、車両の安全配慮や運行管理の効率化が可能となる。端末はジャカルタ、西ジャワ、中部ジャワ、東ジャワの各地域の車両に5年間取り付けられ、合計130個のISRが日々車両データを収集し、燃費及び運転効率改善指導に寄与する。
なお、このプロジェクトは、環境省「コ・イノベーションによる脱炭素技術創出・普及事業」の一環として実施する。