北カリマンタン州タラカン市で12月21日、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領が住民らにクイズをだし正解者に自転車をプレゼントするイベントを再開した。新型コロナウイルスの感染拡大後、初めて行われた。
ジョコウィ大統領からの質問は「パンシャシラ(建国五原則)の暗唱」「インドネシアにある島の名前5つ」「3Mとは」など質問内容は多岐にわたった。パンチャシラを暗唱した女性や、大統領も知らなかった島の名前を含むインドネシアの島を5つを答えた男性、3Mについて「手洗い、マスク着用、身体的距離の確保の頭文字」と正解を答えた地元の女性ら3人に大統領から自転車が贈られた。
このイベントはジョコウィ大統領が住民らに土地証明書を手渡した後に行われた。今回交付された土地証明書は1万3455枚。土地の登録は政策の重点事項のひとつであり、政府は過去5年間で土地証明書2500万枚を交付している。