南スラウェシ州ピンラン県のアブドゥル・ラヒムさんが、自身が身代わりになり新型コロナウイルスのワクチン接種を計16回受け、その報酬として金銭を受け取ったとソーシャルメディアで打ち明けた。その動画が拡散され、物議を醸している。
アブドゥルさんによると、1回あたり10万ルピアから80万ルピアの報酬を受け取り、ワクチン接種カードを受け取ったという。
ワクチン過剰接種の研究や報告もないことから、保健省のシティ広報官は「この話が事実だった場合、副作用などについては予防接種に関する詰問機関(ITAGI)に問い合わせたい」とコメントした。保健省は現在、スラウェシ州の保健局に早急な事実確認を要請している。