インドネシア事業に関する無料相談はこちらから

Bukalapakとサリム・グループ、Allo Bank株取得へ

インドネシアの電子商取引(Eコマース)大手ブカラパックと同国のコングロマリット(複合企業)サリム・グループはこのほど、デジタル金融サービスを手掛けるアロ銀行(アロ・バンク)の株式を取得する意向だと明らかにした。

アロ銀行がインドネシア証券取引所(IDX)に提出した報告書によると、ブカラパックはアロ銀行株の11.49%、サリム・グループは傘下のインドライフ・インベストメント・プルカサ経由で6%をそれぞれ取得する見通しだ。この株式取得が実現すれば、ブカラパックはアロ銀行の2番目の株主に、サリム・グループは5番目の株主になる。

アロ銀行には現在、Mega Corporaが60.87%、シンガポールのAbadi Investmentsが7%出資している。
インドネシアではサービスの多角化に向け、企業がデジタルバンキング部門に投資する動きが広がっている。