アイルランガ・ハルタルト経済調整相は17日、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領が「2022年国家経済回復(PEN)プログラム」の一環として行っている貧困層一人あたり60万ルピアの現金給付を、第一四半期に前倒しで行うと明らかにした。対象となるのは、職業が露天商、屋台所有者、漁師の3業種に該当する人で、政府の職業統計によると計276万人いるという。
また政府は先に、PENプログラムとして451兆ルピアの予算を計上し、小規模事業者向け融資の金利補助3%と上限378兆ルピア、露天商と屋台所有者への支援拡大、販売価格20億ルピアまでの新築住宅の付加価値税50%軽減とその期間の延長(2022年6月末まで)を発表している。