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バリ島爆破テロ主犯格に懲役15年

東ジャカルタ地方裁判所は1月19日、複数のテロ事件に関与した疑いで反テロ法違反に問われていた東南アジアのイスラム過激派組織「ジェマ・イスラミア(JI)」の幹部、アリフ・スナルソ被告(59)に対し、懲役15年の判決を言い渡した。ただし、アリフ被告は長期間にわたり勾留されていたことから、実刑期間から逮捕勾留期間が差し引かれる。

証拠品として押収されていたバイク1台と車両登録番号証(STNK)、車両所有証明書(BPKB)は国が押収する。

アリフ被告は、2002年と2005年のバリで発生したテロ事件の主犯格で、クリスマスや新年に発生した教会の爆破にも関与したとして、その行方を追われていた。国家警察対テロ特殊部隊(デンスス88)が2020年末、ランプン州で急襲作戦を実行し、他のJI構成員らとともに同被告を逮捕した。