国営石油会社プルタミナは、2月12日から全国で一部のガソリンや軽油価格の値上げを実施した。対象となるのは補助金のない高級燃料で、ガソリンの「プルタマックス・ターボ」と軽油の「Dexライト」「プルタミナDex」の計3種類。
値上げ幅は地域によって異なり、ジャカルタ特別州ではオクタン価(RON)98の「プルタマックス・ターボ」が従来の1リットル当たり1万2000ルピアから、1万3500ルピアに引き上げられる。セタン価(CN)51の「Dexライト」は1リットル当たり9500ルピアから1万2150ルピアに、CN53の「プルタミナDex」は1リットル当たり1万1150ルピアから1万3200ルピアに引き上げとなる。
一方、レギュラーガソリンの「プルタマックス(RON92)」は価格据え置きとなった。なお、プルタミナは廉価ガソリンの「プレミウム(RON88)」と「プルタライト(RON90)」を2022年から段階的に廃止する方針を打ち出している。