政府は6日午後、感染力の強い変異株「オミクロン株」による感染拡大を抑えるために、スカルノハッタ国際空港からの外国人とインドネシア人の帰国者の入国を一時的に禁止すると発表した。6日の一日あたりの新規陽性者数が3万6000人に達し、病床使用率が63%を超えたため。
ところがその翌日、一転して政府は禁止措置を撤回した。運輸省によると、政府の文書の文言に誤りがあったとのこと。当初の文言は「外国人と帰国者はバリ、バタム、ビンタンの空港から『のみ』入国できる」と記されていた。そのため、スカルノハッタ国際空港やその他の空港からの入国は禁止されたという報道がなされていた。
ところが、運輸省報道官が7日に会見を開き、本来は「バリ、バタム、ビンタンの空港から『も』入国できる」という意味だったと釈明した。