輸入大豆の価格高騰が続いている。以前は1キロあたり8000ルピア程だったが、現在は1万1240ルピアまで上昇している。これにより、大豆を原料として使用する豆腐職人やテンペ職人が苦境に立たされている。
これを受け、インドネシア豆腐テンペ共同組合連合(Gakoptindo)は、大豆価格への政府介入を求め、2月21日から23日までの3日間に全国でストライキを計画、発表した。
しかしながら、ストライキ前日に急遽計画の中止を発表。背景には、直前に商業相や農業相、物流局長などとの調整が完了したことがあったのだが、計画中止の回状が行き届かず21日から全国各地の多くの豆腐・テンペ職人がストライキを開始してしまった。
特にテンペについては生産に72時間かかるため、すでに3日前から生産を止めており急なストライキ中止は困難であったという。
また一部の地域では、ストライキに加えデモ集会も行われている。