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元国税総局徴収局長に懲役9年の判決

中央ジャカルタ汚職裁判所の裁判官は、国税総局の税務調査・徴収局で2016年から2019年に局長を勤めていたアンギン被告に対し、懲役9年と罰金5億ルピアの判決を下した。これに対しアンギン被告は控訴している。

さらにアンギン被告は33億7500万ルピアの補償金の支払いを命じられた。これはアンギン被告が、2016年から2019年に協力・調査支援局の副局長を勤めていたダダン被告とともに、納税者から150億ルピアと約421億ルピアの賄賂を受け取ったことに対する補償金である。賄賂は両被告および他4人を含めた国税監査チームが行った納税金額の操作に対し支払われた。

汚職裁判所からの判決後、汚職撲滅委員会(KPK)は再度アンギン被告をマネーロンダリングの容疑で起訴した。調査チームによると、570億ルピア相当の土地や建物などのアンギン被告の資産を押収したという。