ブディ・グナディ・サディキン保健相は5月に迎える予定のレバラン(断食明け大祭)の休暇について、2回目のワクチン接種率が4月末に人口比70%を達成した場合、帰省を許可する計画を明らかにした。インドネシア政府が現在公開している2月21日18時時点の最新データによると、ワクチン1回目を接種した人の合計は1億8969万人(人口比91,08%)、2回目を接種した人の合計は1億4042万人(同67,42%)となっている。
ブディ保健相は地元紙の取材に対して、「ワクチン接種2回目を加速すれば、これまでと違うレバラン休暇が過ごせるだろう」とワクチン接種の更なる進展が不可欠との認識を示した。また豪グリフィス大学で疫学を研究するディッキー・ブディマン氏は、インドネシアの感染状況は回復傾向にあり、すべての国民が保健プロトコルを順守すれば、今年の断食は比較的穏やかになると見解を述べた。