インドネシアでは2月28日が祝日(ムハマド昇天祭)のため三連休の週末となり、各地で渋滞が発生した。西ジャワ州ボゴール市の観光地プンチャックでは、一時12時間にも及ぶ大渋滞が発生した。
プンチャックに住む両親を訪ねるため27日夕方にジャカルタを出発した女性によると、渋滞を避けて高速道路をチアウィで降りたにもかかわらず、そこからプンチャックまで約5時間ほとんど車が動かなかった。プンチャックに到着したのは出発から12時間後だったという。プンチャックでは道沿いの売店(ワルン)の多くが閉店しており、持参した飲料水が尽きて脱水症状になり、空腹と疲れで辛かったと訴えた。
渋滞車列はチアンジュールからプンチャックまで続いており、現地の警察署は、三連休で一気に交通量が増えたため記録的な大渋滞が発生したとの見解を示した。