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IMF、GDP成長率見通しを下方修正

国際通貨基金(IMF)はこのほど、インドネシアの2022年国内総生産(GDP)伸び率見通しを、当初の5.6%から5.4%に下方修正したと明らかにした。

今回の報告書では、インドネシアのGDPの下振れ要因に関して詳しく説明されていない。ただし、インドネシアの成長は、一次産品の国際価格の上昇や、ワクチン接種の加速を踏まえた新型コロナウイルス対策の移動制限の緩和、政府の政策などにより支えられているとの見方を維持している。

一方、IMFは2023年のGDP伸び率見通しに関しては、以前からの6%の見通しを維持した。2021年のGDP伸び率は前年比3.7%だった。
なお、IMFは世界全体の2022年のGDP伸び率に関しても今回、4.4%に下方修正している。