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ヌサンタラ首都庁長官 新首都の戦略語る

ヌサンタラ首都庁のバンバン・スサントノ長官は3月22日、報道陣に対して「都市開発において重要なのはその精神(魂)であり、それは国民の結束と相互作用なしに実現しない」と述べた。バンバン長官は、新首都建設の課題は都市と同時に政治の中心地を創り出すことであると考えており、同氏はジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領に対して、そのプロセスは決して短くなく15~20年程度要すると伝えているとのこと。

一方で、ジョコウィ大統領からはひとつのターゲットとして2024年に新首都ヌサンタラの創立記念式典を行うことが提案されており、その式典後に国家公務員、国軍、国家警察の職員約6万人とその家族ら計18万人が同地に居住することが予定されている。そのためには、住居以外に基本的なインフラ施設(保健所や教育施設など)の建設が急務となる。