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西スマトラ州で過激派メンバー16人を逮捕

国家警察の対テロ特殊部隊デンスス88が、西スマトラ州での最近の作戦中に、国内の武装組織「インドネシア・イスラム国(NII)」のメンバーと疑われる16人を逮捕したと、政府高官が3月28日に明らかにした。

アスウィン部隊長によると、16人は3月25日に別々の場所で逮捕されたという。同氏は「彼らは日頃から準軍事的な訓練を受け、武器を保持していた」と語っている。

NIIが政府を転覆させ、インドネシアの建国五原則であるパンチャシラをシャリアで置き換えようと企てていることが分かり、国家と地域レベルでNIIの組織を解体するために作戦が開始されたという。警察によると、容疑者らはここ数カ月、西スマトラ州で未成年者を含む新しいメンバーを積極的に勧誘していた。NIIはジャカルタ、西ジャワ州、バリ州の他の過激派組織とも連携しているが、世界的な過激派組織ISとの関係は無い。