インドネシア政府は今秋にバリ島で開催されるG20サミットを中立的かつ公平に開催すると述べ、ウクライナへの軍事侵攻を理由にロシアを排除すべきだという西側諸国の主張に難色を示している。
外務大臣特別補佐官のディアン・トリアンシア・ジャニ氏は3月24日に開かれた記者会見で、G20の全メンバーを招待したことを明らかにし「全てのメンバーを招待することはG20議長国の義務だ」と述べた。また、インドネシアはG20議長国として、パンデミック後の世界経済の回復に向けた取り組みに焦点を当てると述べ、これは世界中の人々にとって優先すべきことだとも述べた。
駐インドネシア・ロシア大使はプーチン大統領の出席は確定していないが、大統領は出席を希望しており正式な招待も受けていると話している。