ルフット・ビンサル・パンジャイタン海事・投資担当調整相は4日の記者会見で「インドネシアは感染力の高いオミクロン株を制御化に置いた」と述べた。その理由として、直近の3カ月間に全国の一日当たりの感染者数が97%減少したこと、前回のピーク時と比較して陽性者数が83%減少し現在は10万人を下回っていることを挙げた。また、病床の稼働率が6%であることも付け加えた。
インドネシアの陽性率は現在4%で、世界保健機関(WHO)が定めたしきい値の5%を下回っており、オミクロン株による感染拡大のピーク以降、新型コロナウイルス感染症患者の死者数は88%減少している。
経済も回復の兆しを見せており、マンディリ研究所の調査によると、列島全体の消費指数が上昇していて、バリ州とヌサトゥンガラ州の消費指数はパンデミックが始まって以来の最高水準に達している。