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プサントレン元校長に死刑判決

西ジャワ州バンドン高等裁判所は4日、イスラム教の寄宿学校(プサントレン)で女子生徒13人に性的暴行をした罪で終身刑を受けた元校長のヘリー・ウィラワン被告(36)に死刑判決を言い渡した。

今年2月、バンドン地方裁判所で同被告に対し終身刑が科された。しかし、この判決を不服とした検察側が控訴していた。

ヘリー被告は5年間にわたり未成年の生徒13人に性的暴行を続け、うち8人は妊娠・出産した。また出産した子どもを親がいない孤児として申請させ、支援団体から孤児給付金を得るなどの不正行為を行っていた。女子生徒のひとりが被害に遭ったことを保護者に相談。保護者が警察へ通報したことで事件が判明し、昨年12月に逮捕された。敬虔なイスラム寄宿学校での性的虐待問題として世間の注目を集めていた。