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コモドドラゴン16匹誕生 バリ州で初

バリ州ギアンヤール県にあるバリ・サファリパークで3月26日、世界最大級のトカゲ「コモドドラゴン」の赤ちゃん16匹が誕生した。すべての赤ちゃんの健康状態は良好で、活発に活動しているという。バリ州でコモドドラゴンの自然繁殖に成功したのは初めてで、同園の個体数は全部で24匹となった。

園長補佐イダ・アユ氏は「動物保護活動を支援するすべての関係者のおかげで保護プログラムが成功した。今後も繁殖が継続されるよう尽力したい」とコメントしている。

絶滅の恐れがある動植物のレッドリストを作成している国際自然保護連合(IUCN)は、昨年9月にコモドドラゴンを絶滅危惧種の中でも2番目に危険度が高いとされる「危機種」に引き上げた。以前は、ひとつ格下の「危急種」だったが、地球温暖化の影響により今後45年間で生息地が30%減少するとして、危険性が高まったと判断された。