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ムラピ山で火山活動が活発化 溶岩ドームが成長

中部ジャワ州マゲラン郡の活火山ムラピ山の火山活動が活発化していることから、火山学と地質災害軽減センター(PUMBG)では、付近の住民と観光客に対して同山に近づかないよう警告を行っている。
今年8月11日以来、粘性のある溶岩が常時流れ出していて、山頂には溶岩ドームができている。一日に3千立法メートルもの溶岩が火口から流出し続けているために、日に日に溶岩ドームは成長している。
PUMBGのカスバニ・センター長は、ある時点でドームが崩壊し、高温の火山性ガスと溶岩が噴き出す可能性があることを指摘している。このことから、同センターでは住民と観光客に火山周辺から3キロメートル以上離れた安全な場所に留まるようにと忠告している。
現在、同山の警戒レベルは下から2番目のWaspada(注意)に指定されている。