ブディ保健相は18日、調査対象者の99.2%が新型コロナウイルスの抗体を保有しているとする調査結果を明らかにした。
血清学的検査に基づくこの調査は、今年3月、1億5000万人が暮らすジャワ島と観光地バリ島の住民2100人を対象に、保健省、内務省、インドネシア大学公衆衛生学部のパンデミックチームにより合同で実施された。昨年11月から12月にかけて、全国2万2000人を対象に行われた前回調査時の86.6%から6ポイント上昇した。
また、今回の調査では抗体レベルが前回より高くなっていることも確認された。理由について、インドネシア大学の疫学者であるリオノ氏は、ブースター接種が拡大したためと説明している。
中央統計局(BPS)によると、今回の調査結果は、コロナ抗体を保有する成人の割合が3月中旬に99%であったイギリスの調査データとも近似している。