2022年3月の国家予算(APBN)が、国内総生産(GDP)の0.06%に相当する10.3兆ルピアの黒字となった。
2021年の年間赤字143.7兆ルピア(GDPの0.85%)からは改善しているものの、2022年に入り3カ月連続で黒字に回復し、1月の28.9兆ルピア(GDPの0.16%)、2月の19.7兆ルピア(GDPの0.11%)からは黒字額が減少した。
スリ・ムルヤニ財務相は20日、国家予算の歳入よりも歳出が小さかったため黒字になったと説明した。3月の歳入は前年同月比32%拡大し、約501兆ルピアとなった。一方、3月の歳出は前年同月から6.2%縮小し、約490兆ルピアを記録した。
また、債務についても急激な減少を示しており、昨年は3月時点で332兆ルピアだったが、今年は58%縮小し139兆となった。スリ財務相は、国家予算が健全に回復していることを示していると述べた。