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カリフ制支持の教育財団指導者を逮捕

ジャカルタ特別州警察は7日、カリフ(預言者の後継者)制イスラム国家の樹立を支持する教育財団「キラファトゥル・ムスリミン」の指導者アブドゥル・カディル・バラジャ容疑者を、パンチャシラ(建国5原則)に反する活動を行った疑いで逮捕した。

同団体はこれまで警察に対し「インドネシア単一国家とパンチャシラを支持する」と表明していたものの、警察の調べで、同団体のウェブサイトにおいてイスラム教徒の間で衝突を引き起こすような偽の情報を拡散していることが判明した。ヘンキー刑事部長によると、現在は初動捜査の段階で、今後より詳しい捜査を行う方針だという。

同団体は5月末、東ジャカルタ区チャワンでバイクの後部座席に「カリフ復活」などと書かれたプレートを掲げて隊列走行し、テロ対策機関が注視していた。