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痴漢をブラックリスト登録 国鉄

国鉄クレタ・アピ・インドネシア(KAI)は6月21日、車内や駅構内で痴漢行為をした犯人の居住者識別番号(NIK)をブラックリストに登録し、今後一切の乗車を認めない方針を明らかにした。KAIは「痴漢行為は倫理に反し、被害者の尊厳を傷つける。卑劣な行為は厳重に処罰し、再犯防止に繋げたい」と述べた。

KAIが新方針を発表する2日前、ソロ・バラッパン駅~ガンビル駅間を乗車中の女性乗客が痴漢被害にあった。女性は、隣に座っていた男性乗客が何度も手を近づけてくる様子を撮影していて、痴漢の被害をツイッターに投稿した。KAIは女性乗客に謝罪し、法的処置を提案するも、女性は犯人に二度と同じ事をしないでほしいと依頼するに留まったという。

KAIはこの犯人をブラックリストの対象とした。また車内で被害に遭った場合は、車両の壁に記載された番号へ電話して車掌へ連絡をする、またはKAIコンタクトセンターに相談してほしいと呼びかけた。