6月29日、ジョコ・ウィドド大統領はウクライナの首都キーウにあるマリインスキー宮殿で、ゼレンスキー大統領と会談した。
会談の場で、ゼレンスキー大統領を今年11月にバリ島で開催予定のG20サミットへ直接招待した。また、今年がインドネシアとウクライナの外交関係が30年となる節目の年であり、より良い関係を強化し続けると伝えた。
ロシアによるウクライナ侵攻に関しては、ジョコウィ大統領は領土保全と主権の尊重を強調し、解決はまだ非常に困難であるものの、平和的解決の重要性を伝えた。ジョコウィ大統領は「この点に関して、ゼレンスキー大統領からプーチン大統領へメッセージを伝えると自ら申し出た」と30日にコメントした。
ゼレンスキー大統領は、ロシアからの侵攻後にアジアの首脳がウクライナを訪れたのは初めてだと述べ、ジョコウィ大統領に感謝の意を表明した。戦後のウクライナ再建にはインドネシア企業を招待するとコメントした。