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コロナ感染、国内の81%が変異株に

ブディ・グナディ・サディキン保健相は4日、ジャカルタの大統領宮殿で行われた閣議後の会見で、オミクロン変異株「BA.4」と「BA.5」が国内で最も優勢な変異株となり、新規感染者数が再び増加していると述べた。ジャカルタでは100%がBA.4とBA.5に置き換わっているものの、変異株による感染の波は制御下にあるとも主張した。

ブディ保健相は、屋内ではマスク着用が義務だが、屋外では人混みに入らない限りマスクを外しても良く、病気にかかっている場合はマスクを着けるよう求めた。

また、犠牲祭の前にブースター接種を受けるよう促した。約1億7000万人の国民がワクチンの2回接種を受けているが、ブースター接種を行ったのは約5000万人に留まっている。

2020年3月に最初の感染例が報告されて以来、新型コロナウイルス感染症で15万6749人が死亡している。